右クリック「送る」メニューをスッキリ整理する方法——不要な項目を消して使いやすくする【Windows10・11】

右クリック「送る」メニューをスッキリ整理する方法——不要な項目を消して使いやすくする【Windows10・11】 UIカスタマイズ

ファイルを右クリックしたとき、「送る」のメニューってやたら項目が多くないですか?

Bluetoothデバイスだのフォームだの、使ったことすらない項目がずらっと並んでいて、目的の「デスクトップ(ショートカットを作る)」がどこにあるか毎回探してしまう…なんて経験、あるあるだと思います。

実は「送る」メニューの中身は、ただのフォルダです。そのフォルダを直接開いて、不要なショートカットを削除したり、使いたいフォルダを追加したりするだけで、自分好みにカスタマイズできます!

「送る」メニューの正体

「送る」に表示される項目は、以下のフォルダの中にあるショートカットです。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

このフォルダは隠しフォルダの中にあるので、直接パスを打って開くのがラクです。Win + R で「ファイル名を指定して実行」を開いて、以下を入力してEnterを押してください。

shell:sendto

SendToフォルダがエクスプローラーで開きます。ここに並んでいるショートカットが、そのまま「送る」メニューの項目になっています。

不要な項目を削除する

使わないショートカットを削除するだけで、メニューがすっきりします。

  1. Win + Rshell:sendto と入力してEnter
  2. 開いたSendToフォルダの中から、不要なショートカットを選択
  3. Deleteキーで削除(ゴミ筱へ)

たとえば「Bluetoothデバイス」「FAX受信者」「メール受信者」など、使うことのない項目は削除してしまいましょう。誤って削除しても、右クリック「送る」から消えるだけなのでシステムへの影響はありません!

よく使うフォルダを追加する

「いつもこのフォルダにファイルを移したい」という場所がある場合、そのフォルダへのショートカットをSendToフォルダに追加すると超便利です!

  1. 追加したいフォルダをエクスプローラーで見つける
  2. そのフォルダを右クリック→「ショートカットの作成」
  3. 作成されたショートカットを shell:sendto フォルダの中に移動する

あるいは、SendToフォルダを開いた状態で、追加したいフォルダを右ドラッグしてSendToフォルダの中に放り込んで「ここにショートカットを作成」を選んでもOKです。

たとえば「よく使うプロジェクトフォルダ」「Dropbox」「USBメモリ(常時接続のもの)」などを追加しておくと、右クリック一発でファイルをコピーできてかなり便利ですよ!

アプリケーションを追加する

特定のアプリでファイルを開く操作を「送る」に追加することもできます。たとえば「メモ帳で開く」「VSCodeで開く」など。

  1. 追加したいアプリの実行ファイル(.exe)のショートカットを作成する
    (例:notepad++.exe を右クリック→「ショートカットの作成」)
  2. 作成したショートカットを shell:sendto フォルダに移動する

これで、ファイルを右クリック→「送る」→「Notepad++」などでそのアプリで即座に開けるようになります。テキスト系のファイルを大量に処理するときに、いちいち「プログラムから開く」をしなくて済むのが地味に助かります…!

設定が元に戻る・変更できない場合

企業プラスのPCの場合、グループポリシーでSendToフォルダへの変更が制限されていることがあります。その場合は管理者に相談してください。

また、一部のアプリは「インストール時に自動でSendToに項目を追加する」仕様になっています。アプリをインストールするたびにメニューが増えていく場合は、定期的にSendToフォルダを掃除する習慣をつけておくとスッキリ保てます。

よくある質問

Q. 削除したショートカットを元に戻せる?
A. ゴミ筱に入っているうちは復元できます。ゴミ筱を空にしてしまった場合、Windowsの標準項目(「デスクトップ(ショートカットを作る)」など)は手動で再作成が必要です。shell:sendto フォルダで右クリック→「新規作成」→「ショートカット」から作れます。

Q. 全ユーザー共通にしたい
A. SendToフォルダはユーザーごとに別々です。全ユーザー共通にしたい場合は、各ユーザーのSendToフォルダに同じショートカットを配置する必要があります。ドメイン環境であればログオンスクリプトで配布することも可能です。

Q. 「送る」メニューに区切り線を入れたい
A. 残念ながら、SendToフォルダで区切り線を追加する標準的な方法はありません。名前の先頭に記号(例:「―――――」)を付けたダミーのショートカットで視覚的に区切ることはできますが、見た目が少し不格好になります。

まとめ

操作方法
SendToフォルダを開くWin + Rshell:sendto
不要項目を削除ショートカットを選択してDelete
フォルダを追加フォルダのショートカットをSendToに移動
アプリを追加.exeのショートカットをSendToに移動

shell:sendto を覚えておくだけで、いつでも好きなときに整理できます。「右クリックのメニューが多くてごちゃごちゃ…」と感じている方は、ぜひ一度SendToフォルダを辗いてみてください。思った以上にスッキリしますよ!